【おすすめのアニメ・漫画】鋼の錬金術師について

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みなさんこんにちは!りつです!

今回は「鋼の錬金術師」についてのご紹介です。

この記事を読むと、以下のようなことがわかります。

  • 物語のあらすじ
  • 本作品の魅力・注目ポイント
  • 漫画・アニメの情報

 

目次

鋼の錬金術師のあらすじ

幼い日の悲劇と、錬金術師の誓い

錬金術を操る天才少年、エドワード・エルリック(以下エド)と、その弟アルフォンス(以下アル)。

彼らは幼い頃に亡くなった母親を生き返らせるため、錬金術最大の禁忌である「人体錬成」を試みます。

しかし、その代償はあまりにも大きく、エドは左足を、アルは肉体をすべて失ってしまいます。

エドは自身の右腕を犠牲にしてアルの魂を鎧に定着させ、弟をこの世に留めます。

そして、二人は失われたものを取り戻すため、錬金術の万能素材「賢者の石」を求めて旅に出ます。

国家錬金術師となり、隠された陰謀に迫る

旅の途中で、エドは類まれなる才能を認められ、「鋼の錬金術師」の称号を与えられます。

しかし、その裏には、国家が「賢者の石」を軍事利用しようとする陰謀が隠されていました。

エドとアルは、賢者の石の秘密を追う中で、国家の闇や、錬金術の真実、そして人間の生と死の深い意味に迫っていきます。

兄弟の絆と、壮大な物語

物語は、エドとアルの兄弟愛を軸に、様々なキャラクターとの出会い、別れ、そして成長を描きます。

彼らは、錬金術の力、そして人間の心の闇と向き合いながら、自らの過去と未来を見つめ直していきます。

 

物語のテーマ

  • 等価交換の原則:錬金術の基本原理である「等価交換」は、物語全体を貫くテーマです。何かを得るためには、必ず何かを犠牲にしなければならないという厳しさと、その中で生まれる人間のドラマが描かれています。
  • 人間の生と死:人体錬成という禁じられた行為を通して、人間の生と死の意味が深く問われます。死んだ者を生き返らせることはできるのか、そして、その行為がもたらすものとは何か・・・。
  • 国家と個人の関係:国家の目的と個人の願いが衝突する中で、何が正義なのか、何が大切なのかが問われます。
  • 兄弟愛:エドとアルの深い兄弟愛は、物語の原動力であり、読者や視聴者の心に深く響きます。

 

魅力的なキャラクター

  • エドワード・エルリック:天才的な錬金術師。弟思いで責任感が強い。チビと言われるとキレる。
  • アルフォンス・エルリック:純粋で心優しい弟。鎧の姿になった後も、兄を慕い、励ましている。よく兄と間違われる。
  • ロイ・マスタング:エドの上官であり、後に協力者となる炎の錬金術師。美人が大好き。
  • ウィンリィ・ロックベル:エドとアルの幼馴染で、機械鎧の修理工。メカオタク。

 

なぜ鋼の錬金術師が人気なのか

  • 深みのあるストーリー:錬金術という設定を軸に、哲学的なテーマや社会的な問題を深く掘り下げています。
  • 魅力的なキャラクター:個性豊かなキャラクターたちが、物語を盛り上げます。
  • 兄弟愛の感動:エドとアルの兄弟愛は、読者や視聴者の心を打ち、共感を呼び起こします。
  • 美しい世界観:中世ヨーロッパを思わせる世界観が、物語に奥行きを与えています。

 

漫画

2001年8月号~2010年7月号まで連載(全27巻)

月刊少年ガンガンでは、当時連載中作品の中では最長連載されており、超が付くほど人気の作品でした。

後述しますが、アニメ鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTの原作となる作品です。

ダーク・ファンタジーがテーマではありつつ、コミカルで笑える場面もあり、多くの人を魅了してきました。

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アニメ

アニメ版では2種類があります。

①鋼の錬金術師(無印版)

2003年10月4日~2004年10月2日まで放送(全51話)

本作品は原作の連載終了の目途も立っていない時期に制作されており、毎週放送では原作に追いついてしまうため、原作者である荒川弘の意向によって、ほとんどのストーリーや世界観、登場人物の設定などが異なる。物語の序盤は原作に沿ったストーリーが展開されるが、原作第7巻以降の登場人物は登場せず、中盤以降は完全アニメオリジナルのストーリーとなり、いわゆる物語の“黒幕”となる存在やその目的、主人公たちが迎える物語の結末も原作とは異なる。

(Wikipediaより引用)

こちらが最初にアニメ化されたものの、内容が原作とかなり異なる異色の作品です。

原作と切り離したオリジナルな内容であるにもかかわらず、原作の劣化になっていない秀逸な作品です。

引き込まれるようなストーリー展開になっているため作者・制作陣の努力・創造力には脱帽するばかりです。

また映画「劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者は、本作品の最終話のその後を描くシリーズ完結編となっていますので、無印版を視聴後はぜひご覧いただければと思います。

 

②鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST

2009年4月5日~2010年7月4日まで放送(全64話)

本作品は第1話を除き、ほぼ原作に沿った展開や内容でストーリーが進行します。

前述の通り無印版とかなりストーリーに違いがあり、単なるリメイク作品ではありません。

また登場キャラクターが多いことも特徴です。

敵同士だった相手と共闘したり、胸が熱くなるような展開もあり、感動する場面も多いです。

 

まとめ

「鋼の錬金術師」は、錬金術というファンタジーを舞台に、人間の生と死、愛、友情、そして国家といった普遍的なテーマを描いた作品です。

深みのあるストーリー、魅力的なキャラクター、そして美しい世界観が、多くの人々を魅了し続けています。

コミカルで笑えるような場面から、親しくなった人の命が散っていくシリアス場面・・・等々、過去にこれほどまでに喜怒哀楽を感じた物語は他に類を見ません。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

私は今まで出会った漫画・アニメの中で一番好きで思い入れのある作品です。

当時中学生だった頃の私は、無印版のアニメに熱中していました。

2作目の「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」も始まった当初は衝撃を受けました。

ネタバレを避けたいのですが、1作目よりも2作目の方が登場キャラクターが報われている部分が多いように感じますので、個人的は2作目の方が好きです。

(最推しのキャラクターはどちらでも亡くなってしまいますが・・・。)

ゲームもちょくちょく発売されており、当時の私はGBAの「鋼の錬金術師 ~迷走の輪舞曲~」を遊んでいました。

大人になってからもAmazonPrimeでまたいつでも見れるようになったのはとてもありがたいことです。

観たことがない方には、一生に一度は見てほしいと言えるような作品です。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

次回の記事もお読みいただけると嬉しいです。

それでは。

 

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