みなさんこんにちは。りつです。
今回は薬剤師の中でも新人教育担当者・管理職の方向けの記事になります。
この記事では、
- どういう流れで教育したら良いか迷っている
- コーチングについて学びたい
- 薬局長・管理薬剤師となる場合に必要なことを学びたい
こういった方におすすめの本をご紹介します。
おすすめの本
薬局業務ガイドブック
本書は薬局業務の基本について書かれています。
調剤・鑑査・服薬指導の仕方はもちろんのこと、身だしなみなど一社会人としての基本的な部分についても記載されています。
闇雲な教育指導では、教え忘れも出てくる可能性があります。
そのため本書で1つずつ丁寧に指導していくと、確実にステップアップできると思います。
私の薬局では教育担当者・新人さんにそれぞれ1冊ずつ配布されていました。
本書はメモを書き込めるスペースもあるため、その職場でのルールなども書き込めます。
新人教育に不安・悩みを感じている方には特におすすめの1冊です。
コーチングの基本 この1冊ですべてわかる
コーチングの基本が学べる本です。
基本とはいいつつも、かなり詳しく学べる本なのでコーチング初心者におすすめできる1冊となっています。
本書は全6章から構成されています。
1~4章ではコーチングの基本となる理論・視点・プロセスなどが解説がされています。
5章ではコーチングスキルと実践例を、6章では組織へのコーチングについて、筆者が実際にコーチングの会話内容・結果について書かれています。
コーチングは当然ながら、理論だけわかっても実践できなければ意味がありません。
しかし、実践例を読むことで実際にどうアプローチしたら良いかがイメージしやすいと思います。
人生を変える!「コーチング脳」のつくり方
コーチングをするための考え方について学べる本です。
本書ではアドラー心理学が考え方の根本にあります。
「嫌われる勇気」を読んだことがある方はかなりとっつきやすい本であると思います。
もちろん読んだことがない人でもわかるように書かれています。
また、小難しい表現を極力使わないように配慮されていて、本を読むのが苦手という方にも優しい本であると感じました。
読んだ次の日から実践できる内容となっていますので、コーチングに困っているという方には特におすすめできる1冊です。
薬剤師に求められる大切なこと【管理職編】
番外編です。
本書では薬局長・管理薬剤師など、管理職についた際に何をするべきか・どうあるべきかについてわかる本です。
まず自分自身がどう変わっていく必要があるかについてや、部下の育成方法、薬局経営について・・・等々が書かれています。
内容はためになるのですが、「明日から管理薬剤師お願いね」と言われてから読んだのでは、全てを実践できるまでに時間がかかってしまうと思います。
順調にステップアップしてベテランといえる立場になったら、管理職を任されることを念頭に置いて読んでおくと良いかもしれません。
※Amazonの画像広告機能がちょうどなくなってしまったタイミングだったので、楽天市場での検索をしていただければと思います。
※また、本書は単行本しかありませんのでその点も注意してください。
おわりに
いかがでしたか?
個人的には【人生を変える!「コーチング脳」のつくり方】は特に読んで良かったと思える1冊です。
「嫌われる勇気」は私の人生観を良い意味で変えてくれた本ですし、それをコーチングに生かせるように解説してくれているのが本書でしたので。
本書が良いなと思った方は、ぜひ「嫌われる勇気」もお読みいただければと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もお読みいただけると嬉しいです。
それでは。