COVID-19ワクチンの分注作業

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こんにちは、りつです!

秋が近づいてくる今日この頃、少しもの寂しさを感じますね。

今現在、新型コロナウイルス感染者数は止まる所を知らず、感染は広がる一方です。

先日、私の妹も新型コロナウイルスに感染し、痰・のどの痛みに苦しんでおりました。

同居しているわけではないので、飲み物など生活物資を届ける際は玄関のドアノブにかけて対応しました。

ついでにのどの痛みにはハチミツが効くので、うがい薬と合わせて届けました。

そして、ようやく今週から復帰できたようで、ほっといたしました😌

感染された方につきましても1日も早いご回復をお祈りいたします。

 

さて、私は去年から新型コロナウイルスワクチンの分注作業をさせていただいております。

分注というのは、シリンジ(注射器)にワクチンを正確にはかり取り、すぐに注射できるように準備することです。

最初はファイザー製のワクチン(コミナティ筋注)での分注でしたので、生理食塩液(人の体液に合わせた薄い塩水)で希釈(薄めること)したものをはかり取っておりました。

14.1.3 希釈方法

(5) 希釈後の液は6回接種分(1回0.3mL)を有する。デッドボリュームの少ない注射針又は注射筒を使用した場合、6回分を採取することができる。標準的な注射針及び注射筒等を使用した場合、6回目の接種分を採取できないことがある。1回0.3mLを採取できない場合、残量は廃棄すること。

コミナティ筋注の添付文書より

この希釈という作業があるのと、1つのバイアル(ワクチンの入っている小瓶)から最大6回分しかはかり取れないため慣れるまでは大変でした💦

 

しばらくこのファイザー製での分注でしたが、途中からモデルナ製に変わりました。

モデルナ・・・COVID-19ワクチンモデルナ筋注から、スパイクバックス筋注という名前に変わりました。

急に名前が変わると不安になりますね😅

6. 用法及び用量

 初回免疫:1回0.5mLを2回、通常、4週間の間隔をおいて、筋肉内に接種する。

 追加免疫:1回0.25mLを筋肉内に接種する。

14.1 薬剤調製時の注意

14.1.5 本剤の1バイアルには初回免疫の用量(1回0.5mL)として10回接種分、追加免疫の用量(1回0.25mL)として20回接種分の薬液が充填されている。ただし、使用する注射筒及び注射針によっては追加免疫の用量を20回採取できないことがある。1回0.25mLを採取できない場合、残量は廃棄すること。また、栓への20回を超える穿刺は行わないこと。

スパイクバックス筋注の添付文書より

簡単にまとめるとこんな感じです。

ファイザー製モデルナ製
希釈必要不要
1バイアル当たりの量6回分20回分(追加接種)

モデルナ製ワクチンは希釈が不要、1バイアルで20回分取れる、この2点からファイザー製と比べてとても作業がしやすく、看護師さんからの催促が全くなくなりました(ファイザー製の時はしょっちゅう催促されていました😅)。

また最初の頃はシリンジと針は別々で、調製時に連結させる必要がありましたし、かなり不良品も多かったです💦(1日20本くらい廃棄になったこともありました)

それも今では不良品はほとんど見なくなり、シリンジと針が一体型になったことから、作業への支障がほぼゼロになりました。

とても助かります。

 

10月中旬以降、オミクロン株に対応した2価ワクチンが出てくるようですが、私の住む地域で実際に調製するようになるのはだいぶ先になるのではないかと思っております。

今後どうなっていくのかと先行きが不安な気持ちは払拭できませんが、少しずつ良い方に向かっていけたら良いですね😊

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

もしよろしければ、また別の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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