新しい2価の新型コロナワクチン

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こんにちは、りつです!

9/13に新しく2価の新型コロナワクチンが薬価収載されました。

ファイザー製、モデルナ製の2種類が今後、追加接種してもらえるようになりますね。

 

以前の記事(ワクチンの分注作業)で、これらの新しいワクチンは私の地域ではしばらく分注する機会はないと思うとお話しました。

が、しかし

10月からファイザー製のコミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)の分注が開始されることになりました。

「えっ、この地域でやるの?!」

と正直思いましたね😅

とはいえ平等に新ワクチンを選択できるようにして下さったのはとても喜ばしいことですね。

モデルナ製ではスパイクバックス筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)が薬価収載されているので、今後こちらも分注することがあるかもしれないですね。

 

まだ現物を見たわけではないのですが、ファイザー製の方は作業がとても楽になりそうです。

14.2 薬剤接種時の注意

 14.2.1 本剤はRTU(Ready To Use)製剤であることから、希釈せずに使用すること。

コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)添付文書より

もともと、ファイザー製のコミナティ筋注は生理食塩水による希釈が必要でした。

でもRTU製剤になったので、モデルナ製と同じく、解凍し、室温に戻した後すぐにシリンジにはかり取れるようになります。

分注する側としては、工程が少ない方がミスが少なく、調製にかかる時間が短くなるので助かります。

接種者の待ち時間も少なくなると思いますね。

ファイザーさんありがとう😭

とゆうかモデルナさんも、そのまま分注できるものを作ってくれていてありがとう😭

製薬会社さんには感謝ですね。

 

さてこの新しいワクチン、皆さんもご存じかと思いますがオミクロン株の「BA.1」にも対応するものになります。

厚労省も2価ワクチンについて情報公開していますね(ファイザー)(モデルナ)。

ワクチンの有効性の比較には中和抗体の値が用いられます。

ファイザー社によると、オミクロン株対応ワクチンを4回目接種として使った場合、従来型を接種した時と比べて中和抗体が

  • BA.1に対して1.56倍
  • BA.5に対してはBA.1には劣るが中和抗体の値は上昇した

としていますね。

米食品医療局(FDA)はオミクロン株「BA.4」、「BA.5」に対応した2価ワクチンの緊急使用を許可したようですね。

日本ではこの2価ワクチンが接種できるようになるまでに、今しばらく時間がかかりそうですね。

 

どうせなら今流行しているBA.5に良く効くワクチンを受けたいと思う方も多いかと思います。

そのため、そのワクチンが接種できるようになるまで待つという選択をする方もいらっしゃると思います。

ただもしかすると、その頃には流行株が変わっているかもしれません。

また接種間隔がかなり空いてしまうと、中和抗体の値が低下して重症化のリスクも上がる恐れがあります。

個人的な考えにはなりますが、もしワクチン接種を希望しているのであれば、今受けられるワクチンを接種する方が良いのかなと思います。

 

インフルエンザワクチンはWHO推奨株と国内の流行状況等で予測し、その中から複数の株を選択して作られています。

今後、新型コロナも落ち着いてきて、インフルエンザのように高い精度でコントロールできるようになっていければ良いですね。

今回の2価ワクチンの薬価収載を見て、少しずつですがそれも現実的になるのではないかと思います。

それまで皆さまも感染に気をつけてお過ごしいただければと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事もお読みいただけると嬉しいです。

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